子どもの興味が広がる歴史の学び方とは

親友から「わー、すごい!」という記事がfacebookに投稿された。

この友人とは、小学生のときからフロー状態になって遊んだ間柄、いろいろな遊びを教えてもらった。

天外伺朗さんが『「生きる力」の強い子を育てる』で「ども時代に、たっぷり「フロー」体験を積んだかどうかで、その人の一生は大きく変わる。」と述べている。

あの頃の体験が、自分の人生に良い影響を及ぼしているといっても過言ではない。

その友人が「歴史」を探求していることは知っていた。

「歴史年表、本日朝とうとう2000ページを超えた」と投稿される。
この内容の濃さで、2000ページ! 歴史が好きで、楽しくないと続かないですよね。

 「子供たちにとってワクワクする学びの場とは?」が頭から離れない私、メッセージを送ってみた。

私:「子供たちに歴史をベースに課題解決型の学習(PBL)をしてみたいのですが、いいアイデアないですか?」

友人:「ご当地ネタ(高知県)だったら、坂本龍馬が暗殺されていなかったら、明治維新はどうなっていた? あるいは、瀬戸内海における海賊の役割は? (中略)
自分としては興味あるけど、子どもには難しいか・・・」

と返信をくれる。

例えば、子供たちに次の課題を出したらどんなことが起きるか?

「坂本龍馬が暗殺されていなければ、どんな国になっていたか? 演劇でもいい、音楽や絵で表現してもいい。モニュメントをつくってもいい。チームでデザインして発表しよう」

坂本龍馬のことを知りたくて「竜馬がゆく」を読みたいという子がいるかもしれない。
明治維新に興味をもって調べる子もいるかもしれない。
亀山社中に関心をもって貿易に目を向ける子、海運、船舶に興味を持つ、造船技術に関心をもって船を造りたいという子も現れるかもしれない。
子どもの関心が広がっていく。想像するだけでワクワクする。

各自が深く学んだことをコラボしてデザインした国は、全く想像がつかない。
だから、楽しみ。

さらに、

「坂本龍馬、そしてみんながデザインした国のことをどこかの国の人に教えてみよう。
どの国がいい?」と問いかけてみると、

世界に関心をもって、スワヒリ語を必死に学ぶ子が現れるかもしれない。

あらゆる事象がテーマになると気づかせてくれた親友に感謝するとともに、いろいろな知見をもった人たちと連携してPBLを子どもたちに届けていければ嬉しい。

(PBLに関する参考記事→2020年4月16日記事 )

#たまプラーザ #学童保育型学習塾 #国語 #算数 #小学生 #プログラミング
#STEM教育 #課題解決型学習 #PBL #社会性と感情の学習 #SEL #放課後
#学力向上 #未来創造アカデミー #高知工科大学

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

エコハウスをつくってプログラミング的思考を養う

 体験会「脱炭素、エコハウスをつくろう」に3組の兄妹、姉妹が参加してくれました。まずは、素敵な時間をシェアできたことに感謝です。 タイトルは、「エコハウスをつくってプログラミング的思考を養う」としましたが、微妙に違っています。 段ボールでエコハウスを作っている子どもたちを観察して...