「チームの目標達成のために他メンバーにいい影響を及ぼす力、誰でも発揮できるもの」と学んだ中学2年生、チームの課題にどのように取り組むか楽しみ(2020年4月10日記事参照)。
最終日の2クラス合同のプレゼンテーション大会、
演劇あり、受け狙い、原稿読み上げなど各チームの表現方法は様々、生徒たちの気づきの幅が広がる。
「聞き手の心に届くプレゼンをするには?」、「なるほど!参考になる」
課題解決型学習のテーマは、「新1年生を迎える対面式を企画・立案する」、8チーム(1チーム5、6名)を編成し、課題に取り組む。
はじめに、問いかけをする。
「どのようなプロセスで話し合いをする?」
各チームで話し合った内容をクラス全体でシェアする。
「中学生、すごい!」、思わず驚きの言葉が出てしまった。
8チームのうち、2チームではあったが、
「まずは、目指すゴールを決めよう」、
「新1年生の気持ちを知ろう。入学した時不安だったよね。対面式が終わったらどうなっていたらいい?」。
私も、大きなプロジェクトで、目指す方向を見失って右往左往してしまったという、苦い経験をしたことがある。
大学生に同じ問いかけをすると、「まずは、みんなでアイデアを出し合う」という。
「えー、ターゲットも決まっていないのに」と思いながら、あえて失敗させていた。
「新1年生の気持ちを知ろう」、まさしく「デザイン思考」!
「自分たちが1年生の時を思い出してみよう。どんな気持ちだった?」
「中学生活に馴染めるのか?」、「友達できる?」、「勉強についていける?」、「担任の先生と合うかな?」など何かと不安に感じていた。
「対面式が終わったとき、どんな気持ちになっていたらいい?」
「みんな笑顔になっていたらいいね」、「私たちのことに慕ってくれるとうれしい」、「温かい雰囲気になったいいね。オレンジ色かな」
対面式のゴールをメンバー全員で共有できると、いろいろなアイデアが湧き出てくる。
「不安なのに、いきなり自己紹介をしてもらったら、いやがるよね」、
「だったら、私たちがはじめに演劇を披露するのもありか」、・・・・。
企画書(模造紙)を各チームがつくり始める。
授業時間内に完成できないことを想定し、プレゼン大会を1週間後にしてブラッシュアップの時間を確保していた。
しかし、インフルエンザの影響で急きょ日程変更、翌日にプレゼンとタイトなスケジュールになってしまった。「大丈夫かな?」
不安は何のその、放課後に全チーム仕上げたとのこと。
全員がリーダーシップを発揮している!
2クラス合同のプレゼン大会は、盛り上がった!
隣のクラスのアイデアを知るのも新鮮、違った視点を発見できる。
評価シートに基づき、生徒全員に他チームを採点してもらい、企画書に投票シールを張ってもらう。
やはり、「ゴールにめがけて企画を練り上げたチーム」、「プレゼンを念入りに事前準備してきたチーム」が高得点をあげた。
「おめでとう!」、盛大な拍手で讃える!
2年生全員から授業感想文をいただく。
課題解型学習を通じて、自己の成長を感じている生徒たちのメッセージを読んで、自信につながる!
感想文は私の宝物!
いろいろなことを学ばせていただいた生徒のみなさん、そして、出前授業に読んでいただいた学年担任の先生のみなさんに感謝!
新型コロナウイルスの影響で、対面式が中止となってしまったとのこと、残念!
でも、体験を通じて学んだことは、忘れません。
明るい未来を築く「未来のイノベーター」をこれからも応援します。
ガンバ!
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