課題解決型学習(PBL)で大学生の好奇心に火をつける!

学生に
「新たな価値の創造にチャレンジしてもらいたい」、
「世の中の動向、課題に関心を持って、学びを深めてもらいたい」、
「社会に必要な力を身につけてもらいたい」、
そのような想いから、課題解決型学習PBLProject-Based Learning)中心の授業を行ってきた。

キャリア教育の授業で、
ナカバヤシ(株)から「大阪万博2025に向けて、いのち輝く未来ビジネスをデザインする」という業務課題を命じられる(ナカバヤシ(株)様に登壇いただく)。

受講者は、社会に出ること、働くことが漠然として不安を感じている大学2年生、4週間後の社内企画会議に向けて、プロジェクトがスタートした。

「テーマが漠然としている」
「どうやって進めたらいい?」
「ムズイ(難しいの意味)」
「まずは、各自でアイデアを出しあわない?」
「その進め方、収拾つかなくなりそう」・・・、
なかなか苦戦している様子。

学生の課題を奪ってはならない、ひたすら見守ることに徹する(ぐっと我慢)
すると、行き詰ったチームが、他のチームと意見交換を始めた。
心の中で「いいねー」とつぶやく。

「そうか! チームとして目指すゴールを決めよう」
「ターゲットを決めよう。誰がどうなっていたらいいかをみんなで考えよう」
「各自で、気になる社会問題、課題を出し合わない」・・・、
持続可能な開発目標(SDGs)なんていうワードを飛び出す。

学生が自らの力で、前進している姿を見ると嬉しい。思わず顔が緩む。


4週間後の社内企画会議で発表された
「コンサートに時空間移動 クリアビジョンシステム」
「南海トラフ地震 老人、子供を津波から救うエアーリフトで緊急避難」
「捨てたいときにやってくる自動分別 万能ごみ箱」、



1970年大阪万博で夢見て実現・普及した「ワイヤレスホン」、「テレビ電話」、「電波時計」、「歩く歩道」に続け!

(写っているのは、学生ではありません。私です)














授業設計者にとって、
学生の学びに貢献できたと実感できるメッセージは、最高の贈りもの。
「課題解決型学習」は、「学び方を学ぶ」場、
「学ぶのが楽しい」学びの場になると確信できた貴重な体験に感謝!

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