「子どもの気持ちに共感できなかった・・・。まだまだ、だなぁ」と感じさせられることがありました。
紙リサイクルコンテストのポスターづくりの振り返りをしました(参考記事:ポスターづくりをやり切った感動)。
完成させてから、4日も経っているので「気持ちの鮮度がおちている?」、その時の気持ちを文章に綴ることができるか不安も感じていましたが、文章力を育みたいという想いから計画通りに行うことにしました。
「ポスターづくりをやってみてどうだった?」と、問いかけしました。
子どもたちが話してくれたことをホワイトボードに書き留めます。
「楽しかった」、
「どういうところが、楽しかった?」と掘り下げていきます。
「色を塗るのが、楽しかった」、「(古紙の)かたちを書くのが、楽しかった」。
「他には?」と問いかけをすると、
「メッセージを考えるのが難しかった」などマイナス感情のコメントが多く出されます。
その場面では、「うーん、残念」と思いましたが、このブログを書きながら振り返ってみると、
「子どもたちは、困難を乗り切ってポスターを完成させた。途中、投げ出さずにやり遂げた姿に感動した」、と勇気づけのメッセージを伝えればよかった!
まだまだです。
Rくんから、ちょっと違うマイナス感情が出てきました。
「絵が描けなかった。ぼくも描きたかった」、不完全燃焼、モヤモヤした気持ちです。
「わー、こんな気持ちになっていたのか、気づかなかった」、
コーチの役割は、子どもたちが見ていること、感じていることをヨコの関係で一緒に味わい共感し、対話を通じて自ら気づき行動するようにサポートすること。
「みんなと力を合わせて完成したとき、どのような気持ちになっていたらいい?どんな感覚にになっていたらいい?」、
「これを実現するためにどうしたらいい?なにをする?」などなど、
対話を通じて子ども自ら目的を発見し、その目的に向かって行動する場面に立ち会うことができれば最高、コーチ冥利に尽きます。
うーん、まだまだ、だなぁ。
でも、これに気づくアカデミーのコーチングスタッフ、素敵です(ちょっと自画自賛?)。
これからもアカデミーは進化し続けます。
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