保護者も子どもの教育に悩んでいる

2020年4月5日に教育談義(2020年4月5日記事参照)をさせていただいた村田園生さんから、「この映画、観てみて」と紹介された「Most Likely To Succeed」、

「これからの世界で生き抜く子供を育てる新しい学校教育とは?」をテーマにしたドキュメンタリー映画です。



この映画の舞台となる「High Tech High」という高校(2000年に開校した公立)、
学費は無料で、生徒は希望者の中から抽選で選ばれるため、多様性が高く、貧困層の子どもも多いことが特徴のようです。

生徒たちは、試験の代わりに開催される学期末の展示会に向けて、クラス単位で作品制作などのプロジェクトに取り組む、いわゆる課題解決型学習(Project-Based Learning = PBL)で教育にあたっています。

数学、歴史、科学という教科ごとの授業は一切ない。PBLによって、生徒たちが主体的に各教科を関連づけながら学び成長していく姿が描かれています。

これはまさしく、私たち「未来創造塾(一般社団法人未来のイノベーター育成アカデミー)」の学びの場と同じ、

世界に同じ想いをもった仲間がいる!」と、勇気づけられました。

この映画で気になったのは、この記事のタイトル「保護者も子どもの教育に悩んでいる」ということです。

「教科ごとの授業がなくて、本当に大丈夫なのかすごく不安」

大学に入るための学力が身につけることができる?子供の幸せを思っている。やはり一流大学を出て、一流企業で働いてもらいたい」

一方、 「社会も変化してきている。一流大学を出ても、生き残れるかどうかわからない。一流大学を出ても、AIに職を奪われてしまうかもしれない。と考えると、これからどういう教育を受けたらいいのか悩む」

えー、子どもの教育への悩みは、アメリカも日本も同じなのか!

学びの主人公は、あくまでも子ども、自分に合う学びの場を子ども自らが選択できるといい。
いろいろな教育の場があって、選択肢が増えるといい。

お父さん、お母さんと、子どもの教育について語り合うことの大切さを改めて考えさせられた映画でした。

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