脱炭素プロジェクト「エコハウス」完成目前!

 1月7日からスタートした「脱炭素プロジェクト エコハウス(節電対策)を作ろう」も本日2月1日が最終日、未来創造アカデミーの家を完成させて、子どもたちと最高の笑顔で「やった!完成した!」と達成感を味わいたい。

持続可能な開発目標・SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」、アカデミーの子どもたちと暮らしのなかでどのようなことを気にかければいいのか、「電気」をターゲットに探ることにしたプロジェクト、私たちができることは小さなことかもしれませんが、塵も積もれば山となる。小学生の子どもたちと考えてみました。

第1回目は、LEDランタンを分解し、ランタンの構造を観察してみました。「あれ? LEDと白熱電球の中が違う!」、いいところに気づきました。白熱電球とLEDとの光る原理の違いを学びました(第1回目の様子)。

電気を作る仕組みを学んだ第2回目では、ソーラーカーを作って太陽光発電を身近に感じてみました。2011年3月11日の東日本大震災以降、火力発電に頼っている状況のもと、二酸化炭素排出量が増え続けているんですね。実験をして自分の目で確かめてみる。好奇心旺盛の子どもたちの目の輝きが素敵でした(第2回目の様子)。

プロジェクト3日目、いよいよ段ボールで「未来創造アカデミーの家」の製作です。紙リサイクルポスターに続いて2回目の3人の力を合わせた協働作業、どんな展開になるのか楽しみです。Kくんの「役割分担を決めて進める」という提案を機に動き出しました。みんなで力を合わせて出来上がったアカデミーの家、温もりがあります(第3回目の様子)。

1月28日のプロジェクト4日目は、ソニー社のMESHを使って、節電対策のアイデアを考えてみました。
子どもたちにチャレンジしてもらった3つのミッション(プログラミング)、
①MESH「スイッチブロック」を1回押すと「LEDブロック」が光る。でも、消えない!どうしたら消すことができる?
②「人感ブロック」で人を感知したらスイッチをオンにして、LEDランタンを点灯、人がいなくなったら消灯させる。
③「明るさブロック」が暗いと感じたらスイッチをオンにして、LEDランタンを点灯、明るさを感じたら消灯させる。

子どもたち、見事にミッションをクリアー、
話し合いの結果、アカデミーの家の玄関と部屋に照明を取り付けることなりました。節電対策に向けた作戦会議も完了!
最後に、「どんな家にしたい?」ということで、カラーデザインをしてみました。それぞれ違うのが楽しいです。
「ほっとするお家」、「さわやかなお家」、「色とりどりのお家」、「あたたかいお家」、どれも素敵です。

どのような家が完成するか、楽しみです。

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